ピーロートがアバティーユのナチュラルミネラルウォーター、ナチュラルとスパークリング(注入炭酸)を扱うようになった。 最初にカタログに載ったのが2015年暮れか2016年初だったと記憶している。 採水地はボルドーの西およそ65キロにあるアルカションのアバティーユ地下472m。 水質汚染指標の一つ、硝酸性窒素が検出不能なほど水源地としては衛生的な環境にある。 ボルドー・スタイルの瓶という新規性とそれによる高級感がセールスポイントとのこと。 スクリューキャップ。 エチケット、キャップシール共に青なのがナチュラル、赤がスパークリング。 


アバティーユのサイトはこちら。

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CODEXスペックに適合した無殺菌、無除菌のナチュラルミネラルウォーター。 エチケット上の硬度は83.5だが、これはMgの係数を4にした為で一般的に使われる4.1で計算すると84.4。 どちらで計算してもWHOの定義上は中軟水(60~120)。 成分表から算出されたTDSは340.5なので13.5mg/ℓのリストされていない成分があることになる。 当然のことながら炭酸が注入されればpHは下がる。


※ナチュラルに炭酸注入したスパークリングで炭酸水素塩が同じということがあるのか要調査。


(mg/ℓ)
  ナチュラル スパークリング
Ca 19
Mg 9
Na 100
K 4
SO4 8
HCO3 127
Cl 137
TDS 354
pH 8.2 5.1
(硬度) 84.4


ナチュラル:ファーストインプレッションは、硬度の割に重たくしかも塩味がきつい。 原因は明らかでナトリウムの多さ。 採水地がアルカション湾からおよそ500mのところに位置していることと関係しているのかもしれない。 よって、比較的濃い目の味付けのもの向けと言える。 


スパークリング:CODEXで認められている訳だが、エチケットにavec adjonction de gaz carbonique:炭酸ガス注入;と明記されている。 塩分が強い上に微炭酸なので使い方や合わせる料理に悩む。 もう少し炭酸濃度が高ければ脂っこい料理を食べた後に舌をリセットすることもできるだろう。


※微炭酸だと思っていたが、後日ボトル・ヴァリエーション(炭酸抜け)だったことが判明。スクリューキャップが原因かはいざ知らずともクレームしづらい事象なので警戒したい。